10月24日(水)

本日から、ようやく日常生活の復活です。(非日常の旅の中で日常というのも、なんだかおかしな話です。)

午前5時40分起床。6時からのヨガに行く。久々のヨガだけど、人が減っています。まだまだ昼夜逆転の人が多いのかもしれません。(おとといまで、オーロラ騒ぎで夜更かし態勢でした。)おそらく、少しずつ人も増えていくでしょう。

朝ヨガから朝食、楽器練習、そしてGETスペイン語レッスン。その後はウクレレ教室、セビジャーナスダンス、最後にサルサ。これで午前が終了。そこそこ忙しい朝です。

今日は、午後にブリッジ(操舵室)見学会があります。
しばらく前に同じ企画がありましたが、その時は希望者が長蛇の列をなし、並ぶ気力もなくあきらめておりました。昨日が受け付け日。今回も受付時間には列ができたという話ですが、1時間後にふらっと行ってみると、まだ空きがあり、めでたく予約。

デッキは、意外にスタッフが少ないです。

ブリッジ見学は一度に10人まで。航海士のじゃまにならないよう気をつけながら説明を聞きます。現在は全自動操縦であることや、海運関係の法律、レーダーや気象情報収集の方法などを知り、最後は舵を持って写真撮影。(舵は持ってるだけ。)

一人ずつ記念撮影。

操舵室を出て、今日はすることがありません。
午前中に出されたスペイン語の宿題を仕上げ、スピーチフェスティバルの原稿を英文からスペイン語に翻訳作業。文法的なことはよくわからないので、これから先生に添削してもらいます。
夕方、部屋のテレビで船内放送を見ると、クルーズディレクターが「オーロラが見えましたね。最初はうっすらとでしたが、3倍くらいになり、光のカーテンが見えました。寒い中がんばった甲斐がありました。」とのコメント。

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えええええ? 

確かに光のカーテンぽいものが見えたのは事実だけど、あれで「きれいなオーロラが見えました!」と言われると、かなり違和感があるのですが・・・。多くの人とオーロラの話をしましたが、「見えた!良かった!」と満足している人は、今のところゼロですけど・・・。いえ、スタッフを責めるつもりはありません。これも天候と太陽の活動のタイミングですから、いくら頑張っても自然には勝てませんて。でもね、「今回は、かろうじて光のカーテンが遠くに見えましたが、悪天候で満足いく結果ではなかったと思います。自然が相手ですのでご理解ください。次の機会にはほんとに美しいオーロラが見えますことをお祈りします。さあ、切り替えてアメリカに向かいましょう。」くらいにしてほしいなあと思っちゃいました。

まあ、スタッフの皆さんも苦しいですよね。
「せっかく楽しみにしてたのに見えないなんて。」とか、
冗談で「お金返してもらおうかしら。」という声もありましたから。

今夜も時計を1時間戻します。西へ西へと向かっているので、どんどん時計を直していくことになります。日本との時差は11時間になりました。

スピーチフェスティバルの原稿(日本語版)を書いておきます。

「今日は、スペイン、サンチアゴの巡礼路を歩くという私の計画について話します。
ちょっと2021年に飛びますね。今、私はその道を歩いています。

やあ、こんにちは。君も巡礼の路を歩いてるのかい? それはいいね。僕もだよ。今日は一緒に歩かないか? 僕の名前は○○、日本から来たんだ。よろしくね。

えっ? 僕のスペイン語が上手だって? ありがとう。
どうしてスペイン語が話せるのかって?
それはね、3年前僕はピースボートという船に乗って世界の旅に出たんだ。その船で僕は3ヶ月間スペイン語を勉強したんだよ。
旅が終わってからも、スペイン語の先生を見つけ、テレビやラジオのプログラムを聞き、本も読んだよ。
もちろん体を鍛えることも忘れなかった。それで、今僕はここにいるってわけ。

これが、僕の2021年です。
もし、僕と一緒に巡礼の路を歩きたい人は、僕の名刺を持っていってください。そして、連絡して下さいね。
聞いてくれてありがとう。」

これを、スペイン語にして発表することになります。

もし、この記事を読んで、「僕も一緒に行きたい。」と思ったら、メールを下さい。具体的な日程が決まったら連絡します。(実現するといいなあ。)

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